京都から東京に戻る。新幹線の中で学会の雑務をひとつほぼ終える。「夏休み」はまだ遠いが、そのような雰囲気になってきている。
1日かけて、講演記録の修正。A4で20枚近いので異様に時間がかかる。この講演記録だが、文章をしっかり整えてから校正にもってきてくれるところと、本当に話したままの記録を校正に回してくるところがある。前者の場合、とても効率良く校正ができるのだが、あまり手を加えないで校正に回されると、こちらが大幅に修正しないといけなくなる。このあたりの「加減」が難しく、標準はないようで、担当者、編集者の好みや「忙しさ」によって決まっているようだ。
とはいえ、話したことをテープ起こしした時に、その文章が使えるかどうか、というのは話し手の問題でもある。話したことをテープで起こすと、そのまま書いた文章としても使える方もいらっしゃる。自分は到底その域にはない。根本的問題はそこにあるのだが。
明日の研究会の準備をしてから、夜は会食。