早朝、日曜の会議向けの資料などの作成。高等学校の新科目「歴史総合」をめぐる話なので、適当にはできない。
8時半にホテルを出て、講演会場に。開南大学という中壢にあるあたらしい大学。ただ、開南商業高校は東洋協会台湾支部附属として1917年以来の伝統を持つ。その関係者がつくったのがこの大学。中小企業の社長さんたちの前で話をする。おのずと経済中心になる。専門外なので厳しい。
終了後、会食。そのまま松山空港に。空港でひとつ会合。フライトではひとつ原稿を仕上げたかったが、終わらず。羽田についてそのまま帰宅。
米中首脳会談。1)基本的に双方が「友好」ムードを演出することには成功。2)ティラーソンが北京でいった新型大国間関係的な内容は確認されていない。3)経済、安保に対する対枠組み形成どまり。4)北朝鮮に対してはアメリカが中国に積極的関与求め、中国がそこまでそれには応じられない姿勢示す。ただ、シリアのこともありアメリカが単独行動する可能性を示唆。5)シリアでの行動を中国がいかに評価したかについては、米中双方で広報の言っていることが異なっているので、判断待ち。
このところ自分が書いてきたものと大筋は変わらず。シリアの件は当然予測できなかったが、今回の爆撃で戦局全体が変わるわけではないだろうし、今後のアメリカの出方などを見据えないと判断がつかないだろう。