早朝、成田空港に。幾つかの雑務を終える。
杭州に向かう。学会報告のため。浙江大学の蔣介石研究中心の客員研究員というのをしている、ということもある。昼過ぎには会場に到着。午後いっぱい報告を聞いて、夜は懇親会。自分の報告は明日。
「民国史」や「抗日戦争史」を通じた中国と台湾との両岸交流(中国から見れば統一戦線)が大きな変化を迎えたことなどについてお話をうかがえ、とてもいい機会であった。一方で、実証研究は中国でも着実に進展しており、一部はちょっともう追いつけないレベルになっていると感じる。
夜は部屋で「抗日神劇」をはしごしてみながら、意外にできのいい(抗日神劇でない)昨今のドラマにはまる。また、中国の宇宙工学の父とされる銭学森の伝記ドラマをやっていて、弾道ミサイルの開発過程を(「正しく」)おっており、実に興味深いものであった。