朝、学生の論文を読んでコメント。また共同研究がらみのいくつかの業務。
午前中は、某国大使館からのインタビュー。さすがにズームは使わない。終了後、校正を一つ終えて発出。引き続き原稿。
午後は、学会の理事会。様々な学会が今年の研究大会などをどのように開くのか検討している。書面開催(ウェブサイトに掲載するだけか、コメントとのやりとりもつけるか)、ズーム開催などをするかなどといったこと。会費を取っている以上、何かしらの方法でやらないわけにはいかない、という意見も。
だんだんと、ズーム会議のアポイントなどで予定が埋まってきている。非日常の日常化が進行している感じ。
朝、メディアへの取材対応とともに、学内行政の仕事。新型肺炎のこともあるが、教務担当の事務の方が退職し、(簡単に言えば)定員削減で補充ができなかったので、多くの事務仕事が教員にのしかかっている。
午前中、ズームでの大学院の博士論文コロキアム。大学院生が博士論文に到達する過程で求められる資質の一つは、軌道修正能力。
校正を一つ提出。引き続き原稿。今週中に終わらせねばならない。
自分の文章が某大学の今春の入試問題で使用されていたことから、その類の参考書に掲載されるとのことで事務処理。これまで世界史、小論文などで使用されたことはあったが、「国語」での採用は最初な気がする。
朝、学術雑誌に掲載される追悼文を提出。かなり時間がかかった原稿。そのあとは、学会のコメント原稿に着手。一つ一つ終わらせるしかない。
そのあと、ある財団の「賞」の選評を書いて提出。こういうのも短いながら時間がかかる。午前中に新しい共同研究のズーム会議。このような新しい共同研究がいくつかスタートする。科研費は、共同申請したものの過半数が未通過。
午後はズームでの教授会。執行部がシステムをよく考えたものだと思う。だが、1日に幾つもオンラインの会議が入ると、相当に疲労が溜まる。
だんだんと非常事態が常態化してきている印象。ズームなどでの会議がスケジュール表に書き込まれるようになり、「忙しさ」がだんだんと戻ってきている感じである。
朝から履修問題、ガイダンス問題など。いろいろなことが生じている。午前中、学生の面談が一件。夕方からは雑誌の編集会議。オンラインでやると、いつもより早く終わる。
原稿を継続。ある学会誌に掲載する追悼文。今一度その先生の後業績、ご薫陶を振り返る。
授業日。授業のための準備に追われる。オンライン授業の方が準備に時間がかかるし、トラブル対応もまた多くなる。また、学内で役付なので、他の授業でのトラブルなどの対応も必要になる。
2限の学部前期課程講義。登録者が600人を超えている講義。オンラインなのが400前後。なんとかzoomは機能している。しかし問題は、大学の教材をダウンロードするページが固まったこと。学生がダウンロードできない。zoomを重くしないために、画像を見せず、また資料共有もしなかったので、学生からは当然のように不満が。資料を後からダウンロードしてもらうことにし、また授業の録音を後からグーグルドライブにアップして共有することで対応。
昼は学生の研究会。
3限の学部後期課程講義。こちらでは、自分が学生たちに伝えたzoomのIDなどが当初間違っていたために、混乱。修正をしたが、その修正された番号でも入れないという声が当初相次いだ。原因不明。だが、途中からは安定。60人ちょっとの登録者でオンラインは40人程度なので、zoomである必要はない。他の媒体に変えることを検討。
5限の大学院ゼミは人数は20前後。とりあえずzoomで行なった。こちらは人数も少ないので、資料を共有しながら行うことができる。こちらも他の媒体で行えるゼミ。
授業の他にも学外の色々な会議の「予行演習」なども合間に入る。だんだんと、この非常事態が常態になってきている感じ。